三木金物の鏝の特長
鏝は人類の起源から生活居住には
絶対必要なものでありました。
日本の歴史では室町時代(1400年)に左官職人の
職業があったと確認されています。
三木では嘉永年間(1850年頃)に岩佐六助が
江戸で修行をして
三木で鏝を製造しだしたのが
起源だといわれています。
材料ー裁断ー鍛造ー焼入れー整形ー
穴あけー盃取り等19の工程を経て、
より粘りのあるプロが誇りとする強靭な
鏝が造られています。
鏝は人類の起源から生活居住には
絶対必要なものでありました。
日本の歴史では室町時代(1400年)に左官職人の
職業があったと確認されています。
三木では嘉永年間(1850年頃)に岩佐六助が
江戸で修行をして
三木で鏝を製造しだしたのが
起源だといわれています。
材料ー裁断ー鍛造ー焼入れー整形ー
穴あけー盃取り等19の工程を経て、
より粘りのあるプロが誇りとする強靭な
鏝が造られています。
1原材料
炭素工具鋼を使用。
2材料裁断
鋼を刃部のサイズに切断する。
3鍛造(荒打ち)
鋼を加熱(800~900℃)に熱し、槌で鍛えながら形を造る。
4焼なまし
鍛接、鍛造で乱れた鋼の組織を750℃に熱した炉に入れ、ゆっくりと冷やし組織を球状化する。
5生ならし
槌で叩きながら歪を取る。
6整形(たちまち)
グラインダー等で形を整える。
7穴あけと穴摺り加工
鋼に首を取り付けるための穴をあける。
8銘入れ
首部をグラインダーで形を整える。
9焼入れ
780~800℃に加熱し水に漬けて急冷し、鋼を硬くする作業。
10焼き戻し
180℃に加熱し、鋼に粘りを持たせる。
11歪取り
歪を取る。
12粗研ぎ
グラインダーで研磨。
13表面仕上研ぎ
バフで裏面に光沢を出す。
14首造り
鋼と柄をつなぐ柱部分を造る。
15カシメ
鋼と首をカシメてつなぐ。
16裏仕上研ぎ
カシメによって生じた凸凹を研磨で磨く。
17歪取り
仕上げで生じた歪を取る。
18柄付け
木柄を付ける。
完成